|
愛宕山古墳(あたごやまこふん)は、埼玉県行田市の埼玉古墳群に属する前方後円墳である。 == 概要 == *墳丘長53メートル *後円部径30メートル・高さ3.4メートル *前方部幅30メートル・高さ3.3メートル。 埼玉古墳群中、最小の前方後円墳。発掘調査が行われた範囲が狭いので、古墳全体の形の復元は今のところ困難であるが、周濠は方形で二重にめぐっていると見られる。造り出しはないとみられる。一部が発掘調査され、円筒埴輪、朝顔形埴輪、大刀形埴輪、男子人物埴輪(髪の結い方が判別できるものや、冑をかぶった武人)などが出土。これらの埴輪の形式から、築造時期は6世紀中頃だと思われる。ただし、埋葬施設は未調査である。名前は墳頂部に愛宕社が祀られていたことに由来する〔「ガイドブックさきたま」24頁 埼玉県立さきたま史跡の博物館発行 2010年11月〕。別名愛宕塚古墳。 1968年の発掘調査において当初の予定は愛宕山古墳であった。しかし前方部が失われていた上に、残された後円部も崩壊の危険があった稲荷山古墳が発掘されることになった〔「ガイドブックさきたま」6頁 埼玉県立さきたま史跡の博物館発行 2010年11月〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「愛宕山古墳 (行田市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|